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皆さんは、横断幕を作りたいと思った時に、横断幕の印刷方法について疑問を感じたことはないでしょうか?
印刷方法にも色々とあるようだけど、どんな方法があって何が違うの?そんな疑問にお答えします。
横断幕に代表される幕類はサイズや用途によって、懸垂幕、垂れ幕、現場シート、足場幕、店頭幕など様々な呼び方があります。
また幕の類似品として社旗、団旗などの旗や、タペストリー、バナー、ゲーフラ(ゲートフラッグ)などがあります。
これらは、基本的に印刷方法は共通となっています。ここではこれらの幕類や旗類を代表して「横断幕」と呼んでいます。
横断幕の印刷方法は、大きく「デジタル印刷方式」と「アナログ印刷方式」の2つに分かれています。
今回は、代表的な横断幕の印刷方法と、その特徴や用途に応じた使い分けについてご紹介します。
コンピューターで制御された印刷機・プリンターを使った印刷方法です。
デザインの原型となる版が不要でデータから即時に印刷できることから、オンデマンド印刷方式ともいわれます。
デジタル印刷方式はアナログ印刷方式に比べ、1枚から安価に制作できる、フルカラー印刷が綺麗に表現できるといった特徴があります。
横断幕のデジタル印刷には、一般的にインクジェット方式の印刷機(プリンター)が使われます。
横断幕には大判インクジェットと呼ばれる、幅1.3mから大きいものでは幅5mのロール素材に印刷できるプリンターを使用します。
幕メーカーでは1.3m幅のプリンターから、市販されている中で最も大きい5mサイズのプリンターまで幅広く導入しており、大型横断幕の製作にも対応できます。
デジタル印刷方式は使用するインクの種類によって、顔料インクと染料インクの大きく二つに分類されます。
これらの違いを一言でいうと、顔料インクは色が素材の表面に密着しているのに対して、染料インクは素材に染み込むイメージです。
顔料インクは、インク液の中に塗料が細かい粒となって混ざっているものを言います。
塗料の粒子は比較的大きく、素材の上に密着しています。
粒子が大きいことから、染料インクに比べ紫外線などによる退色が少なく、屋外での使用に適しています。
顔料インクには、溶剤顔料インク、水性顔料インク、UV硬化型顔料インクなどの種類があります。
その中でもUV硬化インクは、塗膜が厚くキズに強い、素材を選ばず密着性が良いといった横断幕用のインクとして優れた特徴があります。
幕メーカーではUV硬化型インクを搭載したインクジェット印刷機を導入し、ターポリンなど主にビニール系の素材の横断幕印刷に使用しています。
染料インクは、塗料を素材の中に染み込ませて染色することで色を定着させます。
素材自体を染色するので擦れによる色落ちには強い反面、紫外線の影響を受けやすく退色が早い傾向があります。
屋内で使用する横断幕や、屋外であれば数か月以内の短期用途に向いています。
デジタル印刷用染料インクのなかでも、染色方式の違いでいくつかの種類があります。
幕メーカーでは昇華転写方式の染料インクを搭載したデジタル印刷機を導入し、布系素材の横断幕印刷に使用しています。
昇華転写方式は複雑な前処理、後処理が必要ないため、比較的低コストかつ短納期で印刷ができる特徴があります。
横断幕のアナログ印刷方式としては、シルクスクリーン印刷や職人による手書きが一般的です。
大量生産に向いているシルクスクリーン印刷、独特の風合いを表現できる手書きなど、それぞれに特徴があります。
しかし、フルカラー印刷が難しくコストが高くなりがちで納期もかかってしまうことから、幕メーカーでは横断幕のアナログ印刷様式を採用していません。
シルクスクリーン印刷は孔版画の一種で、メッシュ状のスクリーン上にインクが通過する穴がある部分と通過しない部分を作ることで、版画の版を制作して印刷する方法です。
素材に応じて様々なインクが使用され、ゴールドなどの特色インクも使えます。
シルクスクリーン印刷は版を作れば比較的短時間で大量に印刷できるので、大量生産に向いている印刷方式です。
また、インクの塗膜を厚く仕上げることができ、屋外での耐候性でも有利です。
しかし、版を製作する手間がかかるため、少量生産では逆に高コストになります。
また使用する色数だけ版が必要になり、フルカラー印刷には不向きです。
伝統的な手書きによる作成方法です。直接塗料を素材に塗るほかに、マスキング用塗料を塗ってから染色する方法もあります。
独特の風合い、色合いが表現できることから、神社で使用される幕などで利用されています。
染色により裏まで色を染めることで、表と裏を同じ色に仕上げる(裏抜け)こともできます。
また、DIYショップなどで横断幕向け布生地に使用できる手書き用塗料が販売されており、一般の方でも手軽に使うことができます。
生地の素材によって適したインクが異なるため、素材との相性を確認してからの購入、使用をお勧めします。
横断幕で使用される印刷方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
手書きからデジタルインクジェット印刷までいくつかの印刷方法があり、使用するインクによっても特徴が異なります。
幕メーカーでは横断幕の利用シーンや用途に応じて、屋外と屋内、短期利用や長期利用、
どんな横断幕の製作にも対応できるように、様々な横断幕の素材とそれに適した印刷機を用意しています。
幕メーカーとしては、おおまかには以下の印刷方法をお勧めしています。
屋外用途・・・・UVインクジェット印刷(ターポリン生地に印刷)
屋内用途・・・・短期用途・昇華転写インクジェット印刷(ポリエステル布生地に印刷)
その他の印刷方式と合わせて参考にしてください。
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